第1章 レトロスペクティブ――― チームの検査と適応
図1.1 イテレーションとレトロスペクティブは両輪!
時間の比重でいえば、イテレーションが1週間のほとんど(40時間)でレトロスペクティブは60〜90分
ただ、図では両輪。重要な意味を持つことを表しているのではないか
構成
1. 場を設定する
最初
参加者に歓迎と感謝の意
レトロスペクティブの目的と今回の目標を確認
所要時間(タイムボックス)を確認
部屋にいる全員に口を開いてもらう (p.5)
(全員参加の場作り)
進め方の概要を説明
難しいトピックを話せる環境を作る
チームの「価値」や「約束」
(続くデータ収集で自分たちの感情について話せるようにしたい)
なければ作る
この部分の時間を「節約」すると、あとになって高くつく (p.7)
2. データを収集する
データとは、事実と感情
客観的な事実
感情
感情は、事実やチームについて重要なことをチームに教えてくれる (p.8)
感情は直接ではなく、別のやり方で尋ねてみる
3. アイデアを出す
最初に思いついた解決策というのは、(略)だいたいいつも間違っている。(p.11)
さらなる解決策を調べるのがこのフェーズ
4. 何をすべきかを決定する
試みや改善点のリストから、次のイテレーションで試すもの(1つ)を選択する
理想的なのは、レトロスペクティブの終了後すぐにイテレーション計画を行うことだ。(p.12)
5. レトロスペクティブを終了する
終了前に、レトロスペクティブのレトロスペクティブ
うまくいったこと
次のレトロスペクティブではやり方を変えられるもの
イテレーションとレトロスペクティブで行ったみんなの作業に感謝の意を表して、レトロスペクティブを終了する。(p.13)
この基本的なアウトラインには沿ってもらいたい。(p.5)